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犬のうんちは健康のバロメーター|毎日チェックしたいポイントと異変の見分け方

犬の体調を知るうえで、最も分かりやすく、そして毎日確認できるものが「うんち」です。元気そうに見えても、実は体の内側で不調が起きていることは珍しくありません。食事内容や胃腸の状態、ストレスの有無まで、犬のうんちには多くの情報が詰まっています。だからこそ、日々のうんちを観察することは、愛犬の健康管理においてとても重要です。
なぜうんちは健康の目安になるのか
うんちは、体に取り込まれた食べ物がきちんと消化・吸収された結果として排出されるものです。つまり、消化器官が正常に働いているか、栄養が適切に処理されているかが、そのまま形や状態に表れます。人間が血液検査をする前に体調の変化を感じるように、犬にとってはうんちが最初のサインになることも多いのです。
理想的なうんちの状態とは
健康な犬のうんちは、適度な硬さがあり、形がしっかりしています。地面に落としたときに少し弾力があり、拾いやすい状態が目安です。色は食事内容によって多少変わりますが、極端に黒い、白っぽい、赤みがある場合は注意が必要です。また、強烈な悪臭が続く場合も、胃腸環境が乱れている可能性があります。
軟便・下痢が続くときに考えられる原因
一時的な軟便は、食べ慣れないものを食べた、環境の変化があったなど、軽い原因で起こることもあります。しかし、数日続く場合は注意が必要です。フードが体に合っていない、急な切り替えをした、胃腸が弱っている、ストレスを感じているなど、さまざまな要因が考えられます。
特に、軟便と同時に元気がない、食欲が落ちているといった変化が見られる場合は、早めに原因を探ることが大切です。
硬すぎるうんちが示すサイン
うんちがコロコロして硬すぎる場合、水分不足や食物繊維のバランスが崩れている可能性があります。また、排便時に力んでいる様子が見られる場合、腸の動きが鈍くなっていることも考えられます。毎日出ていても、状態が適切かどうかを見ることが重要です。
色の変化から分かること
うんちの色は健康状態を映す鏡のようなものです。黒っぽいうんちは消化管内で出血が起きている可能性があり、赤みがある場合は肛門付近のトラブルが疑われます。白っぽい、灰色っぽいうんちは胆汁の分泌異常が関係していることもあります。食べ物の影響もありますが、いつもと明らかに違う色が続く場合は注意が必要です。

うんちと食事・胃腸ケアの関係
どれだけ質の良い食事を与えていても、胃腸が弱っていれば栄養はうまく吸収されません。その結果、うんちの状態が不安定になります。逆に、胃腸環境が整うことで、うんちは自然と安定し、毛並みや体調にも良い影響が出やすくなります。
うんちが安定しないときは、量や与え方、切り替えのスピードを見直すことが重要です。急な変更は胃腸に負担をかけやすいため、少しずつ体を慣らしていくことが大切です。
毎日のチェックでできる健康管理
うんちのチェックは、難しい知識がなくても誰でもできます。形、硬さ、色、量、ニオイ、そして排便時の様子。これらを意識するだけで、体調の変化に早く気づけるようになります。日々見ているからこそ分かる「いつもと違う」が、愛犬を守る大きなヒントになります。

まとめ
犬のうんちは、体の内側からの大切なメッセージです。毎日の散歩やトイレの時間は、健康状態を確認できる貴重な機会でもあります。元気そうだから大丈夫と思い込まず、うんちという分かりやすいサインに目を向けることで、愛犬の小さな変化にも気づけるようになります。日々の観察こそが、何よりの健康管理といえるでしょう。
それでも犬は、あなたを信じて待っている
犬と暮らす毎日は、特別な出来事の連続ではありません。
ごはんを用意して、散歩に出て、名前を呼んで、頭をなでる。
それだけの、何気ない日々です。
けれど犬にとって、その一日一日は、あなたと生きる「かけがえのない一生」です。
「犬の十戒」には、こんな言葉があります。
「私の生涯はだいたい10年から15年。あなたと別れるのは、何よりも辛いこと…。
私と暮らす際は、どうか別れのことを念頭において下さい。」
私たちが忙しさに追われている間にも、犬は今日という一日を、
あなたと過ごせるかどうかだけを基準に生きています。
叱られた日も、うまくいかなかった日も、犬は「それでもあなたが好きだ」という気持ちを手放しません。
落ち着きがない、言うことを聞かない、触られるのを嫌がる。
そんな姿を見ると、つい「困ったな」と思ってしまうかもしれません。
でも犬は、わざと困らせているのではありません。
うまく言葉にできない不安や痛みや寂しさを、体と行動で必死に知らせているだけなのです。
「私が言うことを聞かないと言って怒る前に、なにか原因があるのではないかと考えてみて下さい」
――十戒の8番は、いつも私たちに“見る順番”を教えてくれます。
私は、特別養護老人ホームでセラピードッグの訪問に関わっていました。
認知症が進み、表情もなく、手もほとんど動かない方が、
犬がそっと近づくと、ゆっくりと手を伸ばし、毛をなでる。
そして、何も語らず、ただ静かに涙を流される――
そんな光景を、私は何度も目にしました。
犬は言葉を使わずに、人の心の一番奥に触れてしまう存在なのだと、
そのたびに胸がいっぱいになりました。
そして、十戒の最後にはこう書かれています。
「『もう見てはいられない』『私はここにいたくない』と言わず、
私が旅立つその時まで、どうか一緒にいて下さい。
あなたに寄り添っていると、私はうんと安らかでいられるのです。
あなたを愛しているのですから。」
犬は最後の瞬間まで、あなたの声を探し、あなたの匂いを頼りにしています。
それでも犬は、弱った自分より、あなたの気持ちを心配します。
犬と暮らすということは、楽しい時間だけでなく、老いも、弱りも、別れも、引き受けるという約束です。
それでも犬は、あなたを責めることなく、ただ信じて、待って、寄り添い続けます。
犬の一生は短い。だからこそ、今日なでる手を大切にして下さい。
今日呼ぶ名前を、少しだけ優しくして下さい。
それが、犬にとっては、世界のすべてなのです。

