犬のためと思ってやっているNG行動|愛情が逆効果になる瞬間

ブログ
Golden Retriever being hugged by a man sitting in the park.

※本記事にはプロモーションが含まれています。

犬のためと思ってやっているNG行動|愛情が逆効果になる瞬間

Golden Retriever being hugged by a man sitting in the park.

犬を大切に思う気持ちは、どの飼い主にも共通しています。しかしその愛情が、知らず知らずのうちに犬に負担をかけてしまっていることがあります。「良かれと思って」「可哀想だから」という行動が積み重なり、問題行動や体調不良につながるケースも少なくありません。ここでは、犬のためにやっているつもりが、実は逆効果になりやすい行動について整理します。

要求にすぐ応えてしまう習慣

吠えたら抱っこする、鳴いたらおやつを与える、ついて回られたら常に相手をする。これらは一見すると優しさのように見えますが、犬にとっては「要求すれば叶う」という学習につながります。その結果、要求行動がエスカレートし、吠えや落ち着きのなさが増えることがあります。

犬に安心感を与えることと、要求をすべて受け入れることは別物です。落ち着いている状態を評価することで、犬は安心の基準を学んでいきます。

過剰なスキンシップ

犬が好きだからといって、常に撫でる、抱きしめる、顔を近づけるといった行為を続けていると、犬にとってはストレスになることがあります。犬は本来、必要以上の接触を好まない場面も多く、自分のタイミングで距離を取りたい生き物です。

嫌がるサインを無視して触り続けると、「触られる=不快」という学習につながり、突然唸ったり噛んだりする原因になることもあります。

叱ることで理解させようとする

問題行動が起きたとき、声を荒げたり強く叱ったりすることで、犬が理解すると考えてしまいがちです。しかし犬は「なぜ叱られているのか」を人間のように理解することはできません。結果として、「飼い主が怖い」「この場面が不安」という感情だけが残ることがあります。

叱ることよりも、行動が起きる前の環境や原因を見直すほうが、長期的には安定した行動につながります。

散歩=運動だけと考えてしまう

散歩を「歩かせること」「距離を稼ぐこと」だけで考えてしまうと、犬にとっての満足度は下がります。匂いを嗅ぐ時間を与えない、常に急ぎ足で歩くといった散歩は、運動量は足りていても精神的な満足が不足しがちです。

その結果、家で落ち着かない、いたずらが増えるといった形でストレスが表に出ることがあります。

人間の生活リズムを押し付ける

夜遅くまで起きている、食事時間が日によって大きく変わる、静かに休める時間が少ないなど、人間の都合で生活リズムが乱れると、犬の自律神経にも影響が出やすくなります。犬は規則性のある生活によって安心感を得る生き物です。

「一緒に起きているから寂しくないだろう」という考えが、実は犬の休息を妨げている場合もあります。

他の犬と無理に仲良くさせようとする

社会性のためにと、ドッグランや集まりに積極的に連れて行くことが、必ずしも正解とは限りません。犬にも性格があり、他の犬との距離感を大切にするタイプもいます。無理に交流させることで、犬は緊張や恐怖を感じることがあります。

「慣れれば大丈夫」という考えが、逆にストレスを長引かせてしまうこともあります。

可哀想という感情が判断を曇らせる

留守番が可哀想、我慢させるのが可哀想と感じる気持ちは自然ですが、その感情が過剰になると、犬の自立を妨げることがあります。常に人の気配がないと落ち着かない犬になってしまうと、結果的に不安が増えてしまいます。

まとめ

犬のためと思っている行動でも、その犬にとって本当に安心や快適につながっているかは別問題です。大切なのは、犬の行動や反応をよく観察し、「人の気持ち」ではなく「犬の気持ち」を基準に考えることです。愛情は量ではなく、伝わり方が重要です。少し立ち止まって日常の接し方を見直すことで、犬との関係はより穏やかで安定したものになっていきます。


それでも犬は、あなたを信じて待っている

犬と暮らす毎日は、特別な出来事の連続ではありません。
ごはんを用意して、散歩に出て、名前を呼んで、頭をなでる。
それだけの、何気ない日々です。
けれど犬にとって、その一日一日は、あなたと生きる「かけがえのない一生」です。

「犬の十戒」には、こんな言葉があります。
「私の生涯はだいたい10年から15年。あなたと別れるのは、何よりも辛いこと…。
私と暮らす際は、どうか別れのことを念頭において下さい。」
私たちが忙しさに追われている間にも、犬は今日という一日を、
あなたと過ごせるかどうかだけを基準に生きています。
叱られた日も、うまくいかなかった日も、犬は「それでもあなたが好きだ」という気持ちを手放しません。

落ち着きがない、言うことを聞かない、触られるのを嫌がる。
そんな姿を見ると、つい「困ったな」と思ってしまうかもしれません。
でも犬は、わざと困らせているのではありません。
うまく言葉にできない不安や痛みや寂しさを、体と行動で必死に知らせているだけなのです。
「私が言うことを聞かないと言って怒る前に、なにか原因があるのではないかと考えてみて下さい」
――十戒の8番は、いつも私たちに“見る順番”を教えてくれます。

私は、特別養護老人ホームでセラピードッグの訪問に関わっていました。
認知症が進み、表情もなく、手もほとんど動かない方が、
犬がそっと近づくと、ゆっくりと手を伸ばし、毛をなでる。
そして、何も語らず、ただ静かに涙を流される――
そんな光景を、私は何度も目にしました。
犬は言葉を使わずに、人の心の一番奥に触れてしまう存在なのだと、
そのたびに胸がいっぱいになりました。

そして、十戒の最後にはこう書かれています。
「『もう見てはいられない』『私はここにいたくない』と言わず、
私が旅立つその時まで、どうか一緒にいて下さい。
あなたに寄り添っていると、私はうんと安らかでいられるのです。
あなたを愛しているのですから。」
犬は最後の瞬間まで、あなたの声を探し、あなたの匂いを頼りにしています。
それでも犬は、弱った自分より、あなたの気持ちを心配します。

犬と暮らすということは、楽しい時間だけでなく、老いも、弱りも、別れも、引き受けるという約束です。
それでも犬は、あなたを責めることなく、ただ信じて、待って、寄り添い続けます。
犬の一生は短い。だからこそ、今日なでる手を大切にして下さい。
今日呼ぶ名前を、少しだけ優しくして下さい。
それが、犬にとっては、世界のすべてなのです。

ハッシュタグ

#犬の十戒 #犬のいる暮らし #犬は家族 #犬の気持ち #犬の一生 #犬との時間
#犬のサイン #犬の健康 #犬の問題行動 #犬のストレス #ノーズワーク #ドッグラン
#犬の毛並み #犬の食事 #シニア犬 #パピー #赤ちゃんと犬 #犬と子育て
#ペット防災 #災害対策 #同行避難 #セラピードッグ #アニマルセラピー
#特養 #認知症ケア #犬の癒し #今日できることを今日 #ありがとう犬

タイトルとURLをコピーしました